
ずっと土の香りのお茶を作りたいと思っていました。
素朴な野草を集めたお茶だろうか・・・
だけど、大地は、生命を育むところ
もっと深く情熱的な何か・・・
そう。
土に香りがあったなら、
それはとても艶やかであでやかで華やかなもの。
そのカラーの中で、躍動が生まれ、命が着地する。
-------------------------------------------------------------------
この着想に確信を得たのは、
とある地神さまのところに行った時。
今までに感じたことのない引力を感じ、我を忘れそうになりました。
そのまま地の中に入りたい衝動に駆られました。
抗いたくのない誘引。
(もし私が浦島太郎だったら、まず戻らない笑)
ちょっと話が逸れました・・・
この誘引、グラウンディングなんてものではない。
からだの中身はたぶん地に入りました。
それと同時に、空白になるほどの浄化・・・
土のお茶の意味を、教えてもらいました。
またまた不思議な話になってしまいましたが・・・
でもこの時に感じたものを、そのまま表現したのが「香土KOUD」です。
官能的と感じて下さる方も多いです。
そうです。生み出すエネルギーだからです。
グラウンディング、浄化、そして出産へと導くエネルギーだからです。
(この場合の出産とは、無意識にあるものを表面化するという意味で使いました。)
私が、あの時に感じた誘引は強すぎました。それは現世への欲を捨ててしまうほど。
でもそれは、植物の目指すところではありません。
あのエネルギーを、植物が表現することにより絶妙なバランスが取れました。
(この地で生きて行くために必要なエネルギーへの変換です)
植物は、エネルギーの調整をしてくれます。
さて・・・
独創的な文章になってしまいましたが、
でもこれが香土が生まれるに至った本当のSTORY。
次は、香土を構成するハーブについて書きます。
まずは、苔編です。
コメントをお書きください